岡野貞一 「春の小川」


岡野貞一
おかの・ていいち
明治11年2月16日~昭和16年12月29日
渋谷を流れていた河骨川(こうぼねがわ/宇田川の支流)をモチーフに, 高野が詞にまとめた。1912(大正元)年、『尋常小学唱歌(四)』に発表される


昭和17年(1942年)2月『初等科音楽 一』
春の小川
高野辰之
一、
  春の小川は、さらさら行くよ。
  岸のすみれや、れんげの花に、
  すがたやさしく、色うつくしく
  咲いているねと、ささやきながら。
二、
  春の小川は、さらさら行くよ。
  えびやめだかや、小ぶなのむれに、
  今日も一日ひなたでおよぎ、
  遊べ遊べと、ささやきながら。


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参考音源mp3